こんにちは、FPなおやんです。
みなさん、株式投資はしていますか?
株式投資を行っている方もいない方も、株式は価格が上下するものという認識はあると思います。

そもそも、なんで株の値段は上がり下がりするんだろう?
何が理由で上下するんだろう
どんな仕組みは?
株式投資を行う際、誰もがこんな疑問をいただくことでしょう。
ここでは 株価が上昇する仕組みについて、初心者にもわかりやすく解説します。
株式価格の変動要因とは?

一言で言えば、株価は「需要と供給」によって決まるもの。
では具体的にどんなときに「需要=買いたい人」が増えるのでしょうか?
1. 企業の業績がよくなると株価は上がる

株式の価格は「会社の将来の利益への期待」を表しています。
例えば、こんな感じ。

「来年は売上が大きく伸びそう」
「利益が倍増する見込み」
と発表すると、投資家は

この会社の株はもっと価値が上がりそうだ
と考えて、買いが集まります。
これにより、需要が増え、株価は上昇します。
将来の成長が期待される企業ほど、株価は上がりやすい。
2. 良いニュースが出ると株価は上がる

以下のようなニュースが出たときにも、株価は上昇することがあります。
- 新商品のヒット
- 海外進出の成功
- 合併・買収の発表(M&A)
- 業績予想の上方修正
- 配当金の増額や株主優待の充実
これらはすべて、その会社の価値が高まるニュースです。
投資家たちはそれを好感し、「買いたい」と思う人が増えることで、株価が上がるのです。
3. 投資家の「期待」が株価を押し上げ

投資家の期待が株式を押し上げる要因にもなります。
株価は実際の業績だけでなく、「将来こうなりそう」という期待や予想にも影響されます。

この企業はまだまだ赤字を出しているが、これから急成長しそうだ
多くの投資家がこのように考えると、株価は大きく上がることがあります。
逆に、

今は業績が良いが、これからは成長が鈍化しそうだ
業績が良くても「成長が鈍化しそう」と見られると、株価は下がることもあります。
株 価 = 現在の価値 + 将来への期待
4. 世の中の経済状況も株価に影響

個別の企業だけでなく、以下のようなマクロ経済の動きでも株価は変動します。
マクロ経済とは…国全体の経済活動を研究する分野。GDP(国内総生産)、物価、金利など、経済全体に関わる指標や現象。
- 日経平均株価やNYダウの上昇
- 金利の引き下げ
- 円安・ドル高など為替の変動
- 政府の経済政策(減税・補助金など)
- 世界経済の成長予測 など
これらの要因により「日本経済が上向きそう」「企業全体が儲かりそう」と見られると、多くの株が買われ、全体的に株価が上がります。
5. 実際は「人の心理」も大きく関係

株式市場では、

みんなが買ってるから私も買おう!
今のうちに乗り遅れないように早く買おう!
「みんなが買ってるから自分も買う」「今のうちに乗り遅れないように」といった群集心理も株価を押し上げます。
特にSNSやネットニュースで話題になると、一気に注目が集まり、株価が急騰するケースもあります。
まとめ:株価が上昇するのはこんなとき!

株価の上昇するときは、以下のようなときです。
こんなとき | 株価への影響 |
---|---|
企業の業績が好調 | 投資家が将来に期待して株を買う |
良いニュースの発表 | 会社の価値が高まると見られ、株が買われる |
経済の好転 | 市場全体に資金が流れ、株価が上昇しやすくなる |
投資家の心理 | 「今が買い時」と判断する人が増え、需要が増加 |
株価の動きは、目に見えない「人の気持ち」や「未来への期待」が大きく影響しています。
株式投資では、数字だけでなく、ニュースや経済の流れ、人々の反応にも注目することが重要です。
色々な情報にアンテナを張り株式投資を行いましょう!
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