
こんにちは、なおやんです。
FP1級の勉強方法をまとめていきます。
これからFP1級を受験する方や今後受けてみたいと思う方の助けになれば幸いです。
そもそもFPとは、ファイナンシャルプランナー(Financial Planner)の略で、個人の夢や目標を達成するために、お金に関する幅広い知識と視野を持ち、ライフプランの設計や資金計画を立てる専門家で、特段の資格がなくても名乗ることができます。
その中でも、FP1級とは、厚生労働大臣認定の国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能検定の最上位資格のことです。
この試験に合格すると1級ファイナンシャル・プランニング技能士を名乗ることができます。
この記事でわかること
- FP1級の受験概要
- 使用したテキスト
- 学科試験の勉強方法
- 実技試験の勉強方法
- まとめ
FP1級の受験概要
1級ファイナンシャル・プランニング技能士を名乗るには、学科試験と実技試験どちらも合格する必要があります。
それぞれについて解説していきます。
学科試験
学科試験の概要は以下のとおりです。
試験時間 90分
出題形式 多肢選択式(マークシート方式)
出題数 60問
試験範囲 ①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続・事業承継
合格基準 60点満点中36点以上(得点率60%)
実技試験
実技試験の概要は以下のとおりです。日本FP協会ときんざいのどちらかを受験するか選択できます。
試験時間 60分
出題形式
日本FP協会 マークシート方式
きんざい 事例形式
出題数 日本FP協会 20問
きんざい 15問
合格基準 日本FP協会 100点満点中60点以上
きんざい 50点満点中30点以上

試験日程についてはこちらをご参照ください
使用したテキスト
私が実際に使用したテキストと問題集は、TAC出版で販売されているFP1級 よくわかるFPシリーズ合格セットを使用しました。

テキストが6冊と問題集が1冊あります。
テキストは、試験範囲の各6項目(①ライフプランニングと資金計画、②リスク管理、③金融資産運用、④タックスプランニング、⑤不動産、⑥相続・事業承継)ごとに1冊ずつ。
問題集が学科基礎・応用を合わせて1冊となっています。
リンク:https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/062961
学科試験の勉強方法
ここでは、実際の勉強方法について解説していきます。
学科試験のなかでも、基礎編と応用編をバランスよく勉強していくことが重要です。
特に、応用編の方が計算などが複雑になりますが、出題パターンが限られており点数がとりやすいので、注力することがおすすめです。
テキスト・問題集
FP2級を取得したのが、かれこれ10年以上前になりますので、基礎的な知識がないなかでの、勉強になりました。
具体的な勉強方法としては、まずは、問題集を1周しました。
当然、知識がないので、最初は問題を読む → 解答を見るの繰り返しで1周を終えました。
問題集の中には、同じような問題が出されることがあるので、1周すると何となく出る問題の傾向や解答が分かるようになってきます。
2週目からは分からない問題はテキストを確認しながら、問題集を最終的には4周ほど行いました。
YouTube
移動時間などテキストを使用できない時には、YouTubeのほんださん/東大式FPチャンネルを聞き流していました。
FPに関する内容が詳しく、かつ、わかりやすく解説されているので、おすすめです。
ほんださんのお陰で、FP1級の合格率がFP2級の合格率を上回ったとの噂もあります。
過去問
試験前2週間ぐらいからは、きんざいのホームページに掲載されている過去問も活用しました。
リンク:https://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/test-fp
過去問を解くことにより、試験のイメージがわくようになります。
また、問題集にはない問題が出題されますので、さらに、知識を深めることができます。
実技試験の勉強方法
続いて、実技試験の勉強方法について解説していきます。
問題集
学科試験と同様にTAC出版で販売されている 合格テキストFP技能士1級 実技対策厳選問題集を使用しました。

問題集を繰り返し解くことで、効果的に勉強をすすめることができます。
リンク:https://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/test-fp
過去問・YouTube
きんざいのホームページに掲載されている過去問も活用しましたが、実技試験の過去問は模範解答が掲載されていません。
YouTubeチャンネルのFP1級試験に次の試験で合格する方法
こちらの動画では、実技試験の過去問について、解説しています。
実際の面接の雰囲気もわかるのでおすすめです。
まとめ
一般的にFP1級は合格率が10%台と低く、難関資格といわれています。
実際に私も久しぶりの資格試験の受験で、勉強時間の確保には苦労しました。
ですが、勉強時間を確保し、問題集や過去問を繰り返し解くことで、必ず合格することができます。
今回紹介した勉強方法により、みなさんに少しでも、お役に立てれば光栄です。


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